「奥さんの声聞きたいな、ってメッセージが来てて。ふーんっておもったんだけど」
「ちょっと待ってよ。出会い系ってどういうこと?」
「それはまあ、今はいいじゃん?電話番号とか明かさずに、エッチな会話できるんだって」
「電話番号明かすとかあり得ないでしょ」
「寝取られ、してみたいってこないだ言ってたよね?」
「う、うん。ちょっとそれは思ったことはあるけど」
「じゃ、かけちゃお」
「お、おい」
「あなたは静かにしてて」
『相手を呼び出しています』
BGMが流れ、続けて機械のアナウンス。
「見つかるかなー。エッチな人だといいな〜💖」
『お相手が見つかりました』
「まじかよ」
「えー、ワクワクする」
『おつなぎします』
BGMが消えて、電話がつながった。ゴソゴソと音がする。
「あの、もしもし。聞こえますか」
みずみずしい男性の声。20代半ばといったところか。
「もしもしっ。聞こえるよ。はじめまして」
「あ、ほんとにつながった。あのお姉さんは、なんでアダルト電話?」
「うん、あれ年上ってわかっちゃった?」
「あ、いや。そういう訳じゃ。ただ俺、21だから絶対年上かなって」
「あん。可愛い。若いね」
女は太ももに手を挟んでぐっとしめた。
「お姉さん、エッチなことしたいの?俺と」
「うん、したいよ。電話だからちょっと大胆になっちゃうね」
ニコリとして女は彼氏を流し目で見る。
夫はゾクゾクとする興奮、アソコに血があつまってくる。そのままベッドの上に正座して妻の電話に聞き耳を立てはじめた。
テレホンセックスで寝取られ
この続きが単行本として発売されました💖
