3Pで智子を喜ばせたい|3Pの術で激イキ妻

夫婦3P物語 #2

「何が違うのよ?」

「智子をもっと気持ち良くさせたい、それだけなんだよ。一人より二人のが気持ちよくさせて上げられるんじゃないか?それが最大の気持ちなんだよ」

「私が他の男に触られてなんとも思わないわけ?」

「いや、嫉妬する。イライラする。怒るよ」

「でしょ?私が、仕事で男性とランチ食べに行くだけで、ヨシキ怒ったことあったよね?それなのに私を他の男に犯させたいの?なんなの?どういう腹いせなの?信じられない」智子はクローゼットを背に寄りかかり、できる限りヨシキと距離をとる。汗をダラダラながしながら抗議する。

「ぜんぜん、そういうことじゃないんだよ。俺だって他の男に智子を触らせたい訳じゃないんだよ。それとは全然ちがうんだよ。うまく説明できないんだけど、そうじゃないんだよ。ただ・・・」

「ただ、なんなのよ」

「純粋に、3Pで智子をよろこばせられないかな?って、想像した、それだけの話なんだよ」

「ちょっと意味が分からない。とにかく絶対に他の男の人となんて無理だし、そんなことを言い出すヨシキが信じられない。私にもう飽きた、愛してないっていうメッセージにしか聞こえないよ。愛してないから私に勃起しないんでしょ。もうそれならそう言ってよ。勝手にして。もう一緒には寝られないから。ここから出て行って」

夫のヨシキは、寝室から渋々と外に出てリビングへ行った。リビングでは、愛犬が心配そうにヨシキにすり寄ってきた。

「あんなに怒らなくたっていいじゃんかな。何でも素直に言って、っていうから言ったのに・・・。それに俺だって、他の男に智子のナイスボディを何で見せなきゃいけないんだ、金でもとりたい、そう思うよ。他の男を喜ばせて何の意味もない。そうじゃないんだよ。男の3Pへの欲求はそういうことじゃないんだよな。でもそれが分からないんだよ。なあチェリオ」

愛犬のチェリオは、クーンとひと鳴きすると、ヨシキの足にすり寄った。ヨシキとチェリオはソファでひっつきながらブランケットにくるまって眠った。

(この連載の単行本「3Pの術で激イキ妻〜寝取られ願望実現2〜」は7月中旬発売予定です)

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