夫婦3P物語 #9
ヨシキは慌ててイクミを遠ざけた。そして少し落ち着いてから小さな声で、看護師のイクミには聞こえないように。昨晩の夫婦の会話、それから小松先輩のことを主治医である寧鳥に簡単に説明した。
寧鳥は何かの肌色の器具をあれこれ磨いて掃除しながら、のんきな様子でしかも大きな声で
「あ〜。ヤッちゃってるね。学生時代に小松先輩に3Pで激イキさせられてたんだよ君の奥さん。で昨日、思い出して奥さん思わず小松先輩に連絡しちゃった。そんで困った小松先輩、亭主がなんとかしろ!と君に警告した、そういうことだよ?」と答えた。
それに対して顔を真っ赤にして狼狽するヨシキ。
「は〜〜〜っ!!ちょっと、看護師さんに聞こえちゃうでしょ!それに話が飛躍しすぎでしょ。うちの妻(Gカップ)が3Pなんてしてる分けないでしょ」
イクミが目を見開いて口を手で覆う。
「え、奥様が3P?じゃあ患者さんはそれでインポになられたんですねえ。ご愁傷さまです」イクミがかわいそうにと同情した目で見て手を合わせて合掌する。
「チーン」イクミと寧鳥が手を合わせる。
「チーン、じゃないですよ。ち、違いますよ!寧鳥先生が勝手に言い出したことです!」
寧鳥が指を振りヨシキに語りかける。
「ちっちっ膣。逆に考えてみなさいよ。AカップとGカップ、どっちが3Pしてると思う?おそらく5倍くらいの確率でGカップが3Pしてる・・・。あなたの妻(Gカップ)はとっくに3P経験者、ってことよ」
「ちっちっ膣。じゃないですよ!ふざけないでください!なんでうちのGカップ妻が3Pされないとイケないんですか!」
寧鳥は一人で器具を磨きながら、ハッとしてブツブツと解説をくり返す。
「いや、待てよ。僕の統計によると、Aカップのちっぱいの娘の方がどちらかというとコンプレックスがあり男性に対して自信がなく献身的。それすなわち男性の要望に応え過激なことをしがちである。もしかしたらAカップの方が5倍3Pをしているかもしれない。そう考えると、AカップとGカップは同じ値になってしまうのかもしれないな」
そしてヨシキの顔をマジマジと見つめた。
「君の妻(Gカップ)昨晩、小松先輩に連絡したね、間違いなく。寝室から」
「う、うそだ」
ヨシキはあきらかに狼狽える。それは一瞬自分の頭の中でもよぎったからである。先輩からのメッセージのタイミングが明らかにおかしかったからである。
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