あれあれあれ?なんかこのパターン前にもなかったっけ?とヒデオは思いながら、リリカに腕を引かれて、映画館を後にする。嫌な予感しかしない。
あ、思い出した。アダルトショップでトイレに連れ込まれそうになって、ヒデオが拒否した時に、リリカが怒って、リリカの部屋に連れて行かれて舐め犬を呼ばれたんだった…
ヒデオはカラオケに行って舐め犬を呼ばれるんじゃないかと思って恐怖した。
「り、リリちゃん!な、舐め犬呼んだりしない?!」ヒデオは立ち止まる。リリカも立ち止まる。「呼ぶ気ないよ」と行って、また、歩き出した。ヒデオはホッとしていた。
カラオケについて部屋に入る。カラオケに入るなり、リリカはヒデオに跨ってキスをした。