寝取られなんて女には何のメリットも無い

寝取られ説得作戦 #2

照くんは明里の胸を舐める。

「あんっ、舐めないでよ〜。まだ話の途中でしょ。しかもその彼、金持ちかもしれないわ。フェラーリで迎えにきたらどうする?しかも私のこと愛してるのよ?照くん勝ち目ないかもよ?」小悪魔的に笑う明里。

「やめてよ〜。本当に悲しくなるじゃん。俺の愛車の軽で追いかけるよ」軽口をたたき合う二人の楽しそうな会話はさらに続く。

「男の人が寝取られに嫉妬して興奮するっていうのが、女の私にはよくわからないんだよね。私だったら、照くんが他の女の人とイチャイチャしてるの見たら、なんかそんなならもういいやって諦めちゃうし。悲しくなっちゃうんだよね。その女の人のことが好きなんだ、って」

明里は真面目な表情だ。

「確かにな〜。夫婦交換やスワッピングは忙しいよね。明里のことも気にしないといけないし、目の前の女性も大切にしないといけないし」

「それにだよ。私を差し出してその目の前の巨乳で若い女の子と照くんがセックスしたかっただけじゃないの?って思っちゃうと思う」

「うーん。確かにそう言われるとそうかもしれない」

「こらっ」

「うそ、うそ。そんなことないよ。たとえ巨乳で若くて、ウェストがくびれていたとしても、そんなことは関係ないんだよ。俺は明里が悶えてる姿を見て興奮したいんだよね。スワッピングだと話がややこしくなるから、単独男性を交えての寝取られで考えてみようよ」

「そだね、照くんは他の女の人とセックスしたい訳じゃないんだもんね。私が他の人とセックスするところをみたい訳だもんね」

「そうそう。それでも十分に興奮する」

照は得意顔である。

「それでも?ってなんか引っかかるけど」

「すみません、それが!興奮します。でも本当に明里は他の人とセックスしてみたいと思わないの?」

「あんまり思わない。むしろ怖いし、気持ち悪い、っていう重いのがまさっちゃう。他の人とセックスしてみたい女の人なら確かにいい機会なのかもしれないね。でもそんな人ばっかりじゃないと思う。その場合、女性のメリットないよね?」

「確かに。女の人って寝取られのメリットとか、興奮って難しいね」

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